きれいな味のキャピタルコーヒー
原料厳選、素材の良さを生かす味作り
手間暇かけた、焙煎職人の経験と技による丹念な手仕上げ
私たちキャピタルは、1946年5月に栗田昌彦が創業した当初から「上質コーヒーを世界から」をモットーに、高品質コーヒーのみを探求し、お客様に提供して78年になります。今のスペシャルティーコーヒーの走りと言えましょう。
お客様のお引き立ての賜物と心より感謝申し上げます。手間暇掛けて丁寧なモノ作りをし、デパート(百貨店)や高級食品専門店のキャピタルコーヒー売り場・スタンド・カフェ、そしてキャピタルコーヒー・紅茶をお使い頂く喫茶店・レストラン・小売店へ、本格レギュラーコーヒー豆・紅茶をお届けして参りました。
世代を超えて2代・3代とキャピタルを飲み続けてくださるお客様に、変わらぬおいしさをお届けすると同時に、世界の新たな、様々なコーヒー・紅茶のおいしさ、飲み方をご提案し続けております。
業界の専門誌統計からも、弊社はコーヒー豆の計量販売量として、業界トップレベルでございます。また同時に、最高級ブルーマウンテンコーヒー豆の計量販売量も、トップです。
良いコーヒー探求の思いから、1988年にはブラジル・ミナスジェライス州に自家農園を取得、現地との密接な情報を通じ、また世界の様々な生産地との交流、現地視察や生産状況の確認を行い、コーヒー・紅茶等直接輸入も続けています。そして、世界中の最新情報を販売サービスに活かしております。
工場では、早くから有機栽培コーヒー製造の認証を取得、また、国際標準化機構ISO9001シリーズ2000年版の認証も取得し2008年版を更新しております。原料の履歴追求(トレーサビリティー)もいち早く手掛けて高品質原料を入手、その特徴を最大限に生かす焙煎加工を行い、バリア性の高い包装資材を使用し、販売の仕方等、安心・安全・鮮度にこだわっています。私を始め、弊社コーヒー鑑定士らスタッフが、原料の選択・購入から、工場~売り場に至るまで何度もカップテストを行い、味と品質の確認をしています。
多品種少量生産をしており、大量(マス)生産方式とは違う、非効率ですが、手間暇をかけた焙煎を施しています。具体的には、大量生産方式のボタンひとつの全自動、高温高速焙煎とは対極で、まずは生豆をきれいにする機械を通す工程から金属探知機を通すことはもちろん欠点豆のハンドピック(手選別)を行なうなどします。焙煎機では世界最高峰のドイツプロバット社のあえて手動式・熱風焙煎機を駆使して低温・長時間焙煎、焙煎職人の技と経験により磨かれた目(焼き色・形状)、耳(音)、鼻(香り)の感覚をフル活用した丹念な手仕上げをいたします。したがって、「味にきれいさと深みがある」「冷めてもおいしい」とご評価いただいております。
また、派手なCMはいたしません。社内のいろいろなことを自分たちが自らの手で、じっくりではありますが手作り的に行って、その分のコストを、良い原料や素材の調達にかけて、地味な手売りをしていると言えます。
そして、コーヒー、紅茶を生産する人たちの生活・情熱を汲み取り、生かしたいと考え、業界発展にも尽力しています。また、私どもキャピタルの商品を愛飲愛用してくださるお客様と、お得意様、会社や従業員を囲む方々、そして生産者たちのご多幸を心からお祈りしつつ、真面目にお努めさせていただいております。
さらに、コーヒー・紅茶、そして喫茶に必要なモノ・コトを、私自身を始め、社を挙げて探求し続けてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
キャピタル株式会社
代表取締役社長
栗田 鏡子